注文住宅の間取りを考えるとき、リビングダイビングキッチンを1階にすべきか2階にすべきか迷う人も多いといえましょう。一般的には家族が集まる場所は日中日当たりが良い1階を選ぶケースが多いけれど、狭小地や建蔽率が高い土地に注文住宅の家を建てるとき1階は日当たりの確保が難しいなどの理由で2階に作る人も少なくありません。建蔽率が大きな土地の場合は、敷地ギリギリに家を建てることができるメリットがある反面、隣接する住宅との距離が短いので南側は日当たりが悪くなることも少なくありません。そのため、3階建て住宅の場合では2階にリビングダイニングキッチンを作るケースが多いわけです。
注文住宅の間取りでは、1階と2階にそれぞれトイレを作る人も多いかと思われますが、トイレの位置は音やニオイなどの影響があるため作る場所をしっかり考えておく必要があります。1階の場合は、リビングから少し離れた場所に作ることで、お客さんが訪れたときなど音やニオイなどを気にさせないといった配慮ができるのではないでしょうか。また、キッチンに近い場所に設置してしまうと衛生面にもあまり良いとはいい切れませんので、なるべくキッチンやリビングから離れた位置にトイレを設けることが大切です。2階に作るときも、寝室の近くに作ってしまえば夜間に利用した後の水の流れる音などで他の家族の睡眠を阻害させてしまうなどからも寝室から離れた位置に設けるなど工夫することをおすすめします。
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